2018年5月19日土曜日

【最大期待利回り 14.0%】プレリートファンドセレクト(ホテル・ファンド)22号

https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=5286

最大期待利回り14.0%と表記されているから、そんなに高い利回りを得られるのかと思えますが、これは物件をかなり高く買い取ってくれる馬鹿が居ればの話でして、実際はすぐには買い手がつかないから、売れるまでの金利とかで予定運用利回り5.5%よりも少しは高くなるかの話です。

当然売れなければ上位ローンの返済を優先ですから、投資元本は回収できないと考えていいでしょう。

プレリートとリート(REIT)に組み入れられるのを前提になっているから、売却先はある程度は決まっていて、返済は無事行われそうですが、確実に売却されるとは限らず、別の買い手を探すとなると、安く売却でこれまた上位ローンの返済が優先で投資元本の毀損の可能性が高いといえる案件になります。

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2018年4月21日土曜日

事業性ローンファンド51号

事業性ローンファンド51号

https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2164

久々にクラウドリースからソーシャルレンディングらしい案件です。まず年商5300万円しかないのに700万円も借りたら返済が大変じゃないかと思えば、売上代金から返済をします。

これなら別に問題なさそうに思えますが、説明では融資金の使い道が輸出向け健康食品の仕入れ資金に使われるということは、日本から海外へ健康食品を輸出と事業がうまくいくかわからないリスクがあります。

年商5300万円なら健康食品が駄目でも他の売上代金で返済ができますから、それは問題なさそうです。ただ担保が取れなかった時点で企業として新しく、資産を作れるほどの実績は無いと考えていいでしょう。

さらに保証は普通は代表者が連帯保証をしますが、今回はなぜか第三者が連帯保証と代表者が保証できないくらい代表者は稼いでいないとわかるから、会社の業績もそんなに良くないことがわかります。

事業がうまくいけば問題ない感じだけどなんとなく延滞になりそうで、投資ができない案件です。

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2018年3月31日土曜日

さくら関東(東京)セレクトファンド3号

  • さくら関東(東京)セレクトファンド3号
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さくら関東(東京)セレクトファンド3号

https://www.sociallending.co.jp/fund/detail?fund_id=217

さくらソーシャルレンディングの案件で利回りが7%と魅力的な数字ですが、今回は担保が不動産ではなく自動車割賦債権というのが重要なところです。自動車割賦債権とは自動車ローンのことでして、ローン会社が融資をするときに自動車に担保設定をしていると思われますが、動産で使用で消耗していますから、担保価値は期待できないでしょう。

今回の融資はローン会社が債権買取業者に売る債権を債権買取業者が買うための資金を融資するわけで、不良債権を債権買取業者が回収しないとこちらから融資をしたお金が戻ってこないというわけです。額面2億3千万円だから1億7千万円の融資なら担保カバー率は十分と思えますが、不良債権を額面で買ってくれる人などいるわけもなく、他の債権買取業者にいくらで買ってもらえるかということになります。その上第2順位ですから回収はほぼ不可能と思っていいでしょう。

個人的には第1順位がどこなのかすごく気になります。2億3千万円を1億7千万円で買うのは妥当とも言えず、これ以上他の資金を追加で買うとは考えられず、A社が既に他の件で他社から融資を受けていて、担保を今回買う債権に第1順位を設定とか他に担保設定できないくらい厳しい状態なのかとやばく思えてきます。

ただ実際A社が返済不能になってもA社の代表者連帯保証と関連事業B社の代表者連帯保証があるから、今回の融資額ぐらいは回収できそうですから大丈夫でしょう。





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