2018年3月31日土曜日

さくら関東(東京)セレクトファンド3号

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さくら関東(東京)セレクトファンド3号

https://www.sociallending.co.jp/fund/detail?fund_id=217

さくらソーシャルレンディングの案件で利回りが7%と魅力的な数字ですが、今回は担保が不動産ではなく自動車割賦債権というのが重要なところです。自動車割賦債権とは自動車ローンのことでして、ローン会社が融資をするときに自動車に担保設定をしていると思われますが、動産で使用で消耗していますから、担保価値は期待できないでしょう。

今回の融資はローン会社が債権買取業者に売る債権を債権買取業者が買うための資金を融資するわけで、不良債権を債権買取業者が回収しないとこちらから融資をしたお金が戻ってこないというわけです。額面2億3千万円だから1億7千万円の融資なら担保カバー率は十分と思えますが、不良債権を額面で買ってくれる人などいるわけもなく、他の債権買取業者にいくらで買ってもらえるかということになります。その上第2順位ですから回収はほぼ不可能と思っていいでしょう。

個人的には第1順位がどこなのかすごく気になります。2億3千万円を1億7千万円で買うのは妥当とも言えず、これ以上他の資金を追加で買うとは考えられず、A社が既に他の件で他社から融資を受けていて、担保を今回買う債権に第1順位を設定とか他に担保設定できないくらい厳しい状態なのかとやばく思えてきます。

ただ実際A社が返済不能になってもA社の代表者連帯保証と関連事業B社の代表者連帯保証があるから、今回の融資額ぐらいは回収できそうですから大丈夫でしょう。





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